ヴェネチア |
2010年、ローマから特急でヴェネチアに着きました。
![ヴェネチア](voyage/italy/venezia/venezia_1.jpg)
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ユースホステル本体の建物は駅から比較的近かったのですが、我々の部屋はその本体の建物には無く、橋を4本渡った路地のそのまた路地にある建物番号2260の3階の一室だといわれました。
建物に入るための鍵と部屋の鍵を渡され、思い荷物を引きづりながら橋を4つ越えました。
何とかその建物を見つけて部屋に入るととても狭い! おまけに鼻かぜをひいてしまい、ヴェネツィアでは同行のT氏に大変迷惑をかけてしまいました。
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![部屋](voyage/italy/venezia/venezia_13.jpg) |
なにしろ夜になると咳が止まらなくて・・・。狭い部屋でゴホンゴホンと・・・・。
しかし熱も無く昼間は普段と同じ活動・・・。絵も描けました。咳にめげずタバコも吸い、酒も飲みました。
そんなことをしているから、風はすぐに治らず次のインスブルクまで持ち込んでしまう結果となりました。
ヴェネツィアはやはり物騒な町だと思います。
滞在3日間で、集団のバックひったくりを2度見ました。5~6人の黒人がお土産屋から持てるだけのバックを持って一目散に逃げていきます。追いかける店員はたった1人。捕まるわけはありません。
驚いたことに、ものの30分もすると彼らは路上にバックを並べて観光客相手に商売を始めます。流暢な英語で・・・・。
レストランでもひと悶着ありました。
かわいい女の子のウエートレスが手招きしているので、目抜きとおりのとあるレストランに入って夕食をとることにしたのですが、我々は金があまりないので、安い普通のトマトスパゲティー(8ユーロ位)を注文したはずでした。もちろんビールも頼みましたが・・・。
出てきたスパゲティーはイセエビ、ムール貝、蟹等が入った超豪華なスパゲティー。はて? こんなすごいものを頼んだかな ?
メニューの値段表を見てびっくり !なんと一皿43ユーロ。
そこで同行のT氏が切れてしまいました。
「支配人を出せ」「こんなものをだれが頼んだ」「頼んだものを持ってこい」とすべて日本語!
店は騒然となり、結局支配人らしき者が出てきて、我々はトマトスパゲティーとトマトスープをたべることができました。T氏は素晴らしい。みなさんも気を付けた方がいいですよ。
頼んだものと違ったら文句を言いましょう。(2010年筆)
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![サンマルコ](voyage/italy/venezia/venezia_3.jpg)
サンマルコ広場
2013年6月、いつもは列車でサンタルチア駅に到着するのですが、今回は空路でヴェネチア空港に到着したため、ヴァポレット(水上バス)で空港からヴェネチア入りしました。
この時で3回目のヴェネチア訪問でしたが、いつ来ても観光客でごった返しています。 サン・マルコ広場やリアルト橋のあたりが特に激しいようです。
人が多くて、どうもゆっくりと絵を描いているわけにはいきませんが、最近だいぶずうずうしくなったのか、ギャラリーに囲まれても描き続けるようになりました。
6月のイタリアは日差しが強く、絵を描くには少々暑すぎます。今回はヴェネチアからヴェローナを経てドロミテアルプス、スイスの山岳地帯に向かう予定のため6月を選んだので仕方ありません。
ヴァポレットを利用してムラーノ島、リド島、ブラーノ島にも行ってみました。こちらは観光客は多少少なくゆっくりできるいい島です。
![ムラーノ](voyage/italy/venezia/venezia_8.jpg)
ブラーノ島
![ブラーノ](voyage/italy/venezia/venezia_9.jpg)
ヴェネチアに来たらゴンドラに乗って・・・というのを夢見るのですが、値段が高いのでいまだに乗ったことはありません。 ゴンドラは乗るものではなく、それを見るもの、眺めるものです。ヴァポレットに乗ってゴンドラを眺めたほうがよほど良いと思います。
また、観光地のためか、イタリアでも他の町と比較するとだいぶ物価が高いように思われます。
いつもヴェネチアで食べるのは、単なるスパゲティ(日本の昔のスパゲティ・ナポリタン)、それとイカのリング揚げくらいのものです。もちろんワインは飲みますが・・・。
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![](button31.gif) |