リボヴィレ
20155月下旬、コート・ダジュールのニースからいろいろと寄りながらアルザスのリボヴィレの町に来ました。
リボヴィレにも鉄道の駅が町のはるかかなたにありますが・・・、ほとんどの列車は止まりません。そんな訳で、この町に行くにはコールマールまたはセレス多からバスで行くのが便利です。コールマールから約50分、セレスタからは約30分!
町の東端にあるガール・ルチエに着きます。

塔 塔
       町の入口の塔                    入口の塔(町の中から)

アルザスの町や村というと、コウノトリが有名です。
このリボヴィレの町では、私の観測によると4か所に巣が作られていました。いずれも屋根のてっぺん!


街並み
                      リボヴィレの町
中心より西側のシーヌ広場に面したホテルに宿をとり、3日間絵を描くために滞在しました。
1日1枚、何とか3枚を油彩で描きました。
2日目にシーヌ広場で描いていると、老夫婦がやってきて、「あなた、何日か前にオベルネーの町で描いていたでしょう。」と話しかけてきました。
いろんなところで描いているとこういう事もあります。

シーヌ広場
                     シーヌ広場

アルザス地方に来てから感じるのですが・・・ドイツ語を話す人がやたらに多い。観光客の半分以上はドイツ語圏の人達と思われます。
当然、ホテルやレストラン、一般の商店ですらドイツ語に対応できないと商売になりません。
もっとも、町の郊外に広がるブドウ畑に登ると、かなたにドイツの黒い森が見えます。ストラスブールでは、橋の向こうはドイツ!

街角て
                       リボヴィレの街角で

私の場合は、どこから見てもフランス人にもドイツ人にも見えない為、ホテルなどではまずはみな英語で話しかけてきます。ということは、ホテルの連中は、フランス語、ドイツ語、英語を話すことができるということになります。
日本にいる時に、「英語を話せますか?」などと聞かれて、うっかり「少々」などと答えると、こちらの不勉強さを暴露してしまうことになりますが・・・、私が感じるには、アルザスには仏語、独語、英語を同じように流暢にしゃべる人達がたくさんいるようです。

リボヴレの町から南にちょっと行ったところに、ユナヴィルという村があります。
ブドウ畑に覆われた丘の上にあり、静かでとても美しい村です。普通の観光客は10分もすれば飽きてしまうでしょう。教会以外に観光的に見る物は何もないのだから・・・。
ここでキャンバスに向かって描いていると・・・来てよかったなあ・・・と思います。


ユナヴィル 花
       ユナヴィル                     壁の花

アルザス地方の料理で有名なのはシュークルートです。私はあまり好きではありません。アルザス滞在中、1度も食べませんでした。それから・・・タルト・フランベーというピザのようなものがあります。
トマトソースなしの薄いピザだ。観光客と思われる人たちがよく食べているのをよく見ます。これも一切食べませんでした。タルト・フランベーは食べようかとも思ったのですが、機会がありませんでした。
旅行中、食べたのは、肉料理、魚料理、野菜サラダ・・・・・。(2015年筆)


シーヌ広場 作品
 シーヌ広場 油彩 8号            街角 油彩 F6号