リスボンで一番リスボンらしいところはアルファマ地区だと思います。
歴史等に興味のある人であれば、ジェロニモス修道院等を見て感動するのかもしれませんが・・・。

アルファマ地区
サンタ・ルジアの広場から前方の海を眺めながら曲がりくねったアルファマの小路を通って降りて行くと、リスボンの下町情緒を楽しむことができます。アルファマは素晴らしい地区です。
が、一度降りてしまうと上がる気はしません。体力が落ちたものです!
日差しがとても強かったのですが、サンタ・ルジアの広場から見たアルファマを描いてみました。

アルファマ地区

アルファマ地区
リスボンと言えばファドの町です。
かつては、アマリア・ロドリゲスのレコードを買ってきてよく聞いたものですが、特に「インシャラー」が大好きです。
というわけで、アルファマにあるファドハウスへ行ってみました。
客は外国人観光客だけでしたが、コインブラのファドと違って女性も歌いました。まあ、それなりに楽しむことができました。
滞在中に市電、ケーブルカーなどもずいぶん利用させてもらいました。
沿線に観光のポイントが多い28番や16番の市電には、始発地から終点まで2回くらい乗ったかな・・・。
坂の登りがきつい年となったためなのか、グロリア線やビッカ線などのケーブルカーもよく利用しました。

ケーブルカー
私は、ポルトガル語は全く解りません。
スペイン語なら多少なんとかなる事もあるのですが、ポルトガルとスペインは隣の国なのにもか変わらずスペイン語を解しないようです。
むしろフランス語やドイツ語の方が通じるかもしれません。滞在したホテルの従業員は流暢なフランス語を話しました。

シントラ宮
そして、食事ですが・・・、日本に比べると安く感じます。 かなり飲んで食べても大した値段ではありませんでした。
ヨーロッパでも北欧やスイス等に比較すると「半値」くらい感じがします。
またいつか、ファドを聞きに行きたいと思います。(2012年筆)

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