ハイデルベルク
ハイデルベルグも日本人に大変人気のある町です。
駅から旧市街まで結構距離があります。
ユースホステルはその旧市街の一番奥に近いところに位置するはずなのでバスで行くことにしました。
しかし、誤って2つ位手前のバス停で降りてしまい、そこから延々と荷物を持って歩くことになってしまいました。

しかし、なかなかユースホステルが見つかりません。
心を落ち着けてゆっくり地図で確認すると、町の一番奥に位置することが分かり、なんとかたどり着きました。
ユースホステルの受付で確認すると、我々の宿泊は大学の方へ戻ったところにある建物の二階だと言われ、入口ドアの鍵を渡されました。
ヴェネチアの時とと同じシステムだなと思い、その建物を探し歩きました。

我々の部屋は、ハイデルベルグ大学のすぐ近くのビル内だったので、帰るときは大学発の始発のバスに乗れることが分かりました。かえって都合がいい!

ハイデルベルク
                        ハイデルベルクの町

旧市街のメイン道路をうろうろしていると、入れ替わり立ち替わり団体観光客がやってきます。もちろん日本人観光客も・・・。

市内では観光客が多すぎてとても描く気になれませんでしたが、ネッカー川の対岸から町を眺めると、対岸に教会が見えて、描くにはよいアングルになります。そこでイーゼルを立てて一枚油彩で描きました。
「なんとか門」は観光客の人通りが激しくて、なかなか落ち着いて描けませんでしたが、なんとか一枚鉛筆でスケッチしました。

ネッカー
                            ネッカー川

ハイデルベルク城

ネッカー川の対岸の小高い山の中腹に「哲学の小道」なるものがあります。
40
年前(学生だった頃)一度通ったことがある野ですが……。しかしあまりよく思い出せません。
どこから登ったのかも忘れてしまっていました。
なんとか登り、その小道を再び歩いてみました。
しばらく行った所に樹木の間にベンチがあり、有名な哲学者だか詩人だかの石碑がある場所に来て、やっとなんとなく40年前の記憶が戻ってきました。
暑い日で、「哲学の小道」にはほとんど人がいませんでした。(2010年筆)

哲学道
                            哲学の道