グラナダ | |
2014年5月、42年ぶりにグラナダを訪れました。 コルドバから列車ではなく、バスでグラナダに到着しました。列車よりもバスのほうが料金がだいぶ安いためです。 42年前はユース・ホステルに宿泊しましたが、今回は町の中心に近いホテルに滞在しました。 観光には便利ですが、周りがレストラン街のため夜中まで非常に賑やかでした。(悪く言えば騒がしい) グラナダと言えばアルハンブラ宮殿が有名ですが、あまり興味はなかったものの、連れがどうしても行きたいとのことで苦労してチケットを手に入れて見学に行きました。 世界中から観光客が集まるためか大変な混雑でした。ナルス朝宮殿については指定された時間でないと入場できません。入っても列になってぞろぞろと歩き回るという状態です。こうした有名な観光地はどうもあまり好きになれません。 どうしてこんなに観光客が集まるのだろうか? ![]() アルハンブラ宮殿の庭園 ![]() アルハンブラ宮殿の一角 グラナダの町の北の丘にアルバイシンという地区があります。家々の壁は白く塗られて独特な雰囲気をかもし出しています。かつて、イスラム教徒の最後の町としてキリスト教徒による侵攻に抵抗したことで有名です。 アルバイシン地区の奥に、いくつかのタブラオがあり、そこで食事をしながらフラメンコを見られるということで予約して夕食に行ってみました。 観光客相手のお決まりのフラメンコですが、今までにあまり見たことが無かったので満足しました。 ![]() アルバイシンのタブラオ ![]() ![]() アルバイシン地区 アルバイシンから下ってくるとカルデレイラ通に入ります。この地区はアラブ風の町で、これまた独特です。 ![]() グラナダを後に、今度は夜行寝台の「アルハンブラ号」でバルセロナに向かった。 バルセロナまで約11時間。 ヨーロッパでは夜行寝台列車がめっきり少なくなったが、久しぶりの夜行寝台だった。(2012年筆) |