コールマール
このアルザスの町を何度か訪れました。
2004
6月、またこのアルザスの中心の町に滞在し、付近の町や村に行ってみました。
(
今回何度目かだったため、あまり新鮮な印象はなかったというのが本音ですが、今回この地方で有名なコウノトリを見ることができました。それも何度も!)
コールマール
                    コールマールの町並

最初はコールマールの有名な教会の屋根の上で・・・、この時は遠くてあまり良く見えませんでした。 
カイザースブールからリクヴィールに向かって走っていると農家の屋根に大きな巣があり、その巣に母鳥、子供二羽がいました。その上空には父鳥が我々を威嚇するように大空を旋回しています。驚かせないようにすぐにその場を立ち去りました。初めて見ましが大きな鳥です。
日本ではトキが絶滅で話題を呼びましたが・・・、コウノトリは生き延びてほしいものです。保護対策もなされているらしいですが・・・。
この地方の町のお土産屋にはコウノトリ関連のいろいろなものがあります。
絵葉書はもちろん、人形、置物等・・・。コウノトリのことをフランス語でcigogne〔シゴーニュ〕といいます。
コウノトリという日本語があるのだから日本にもいるのでしょう。私の住む熊谷の近くに「鴻巣」という町がある。語源はコウノトリがいたのでしょうか? よくわかりません。
しかし、フランスでもコウノトリは赤ん坊をもたらす幸運の鳥との事。

鳥の話になりますか゜、フランス・スイスの「すずめ」は日本のよりやや大きいように感じます。
栄養が良いのでしょうか? それともすずめに似た別の小鳥なのでしょうか?
三十数年前、ウイーンの「すずめ」は餌を手のひらにのせると、手に止まって啄ばんでいたのを覚えています。
コールマール
                     コールマールの町並

この地方、アルザスはワインで有名な地方です。特に白は絶品らしい。
私も分かったような振りをして飲んでいますが、ぜんぜんその味の違いが分かりません。
ヨーロッパに行ったらワインを飲みますが、日本の居酒屋ではワインを注文することはまずありません。
日本酒の方がよほどうまいと思います。八海山、浦霞、久保田・・・
しかし、フランスの飲み屋には「やっこ」「さしみ」「もつ煮」がないので・・・残念ですが・・・。
欧州の料理にはやはりワインなのでしょう。  (2010年筆)

2018年にこの町を訪れた時は、絵を館ためだけに専念したので、たいしたものは食べませんでした。アルザスでも観光客の集まる町なので、観光客が多くて多くて……、ゆっくり描いていられませんでした。
街並み 街並み
          ホテル マレシャル前                  街角

この時は、この町では由緒のあるホテル「マレシャル」に泊まりました。約10年ぶりに滞在したホテルでしたが、やはり少々値段が高買ったので、食費は節約! ほぼ毎日昼食はサンドイッチをかじりながら絵を描きました。