ツェレ
ケルンからハノーファー経由でこの町に着きました。
ツェレの駅は町のはずれにあり、駅か町の反対側にあるホテルまで歩きましたが、結構距離があり疲れました。
途中に広々とした公園があり、中心にはツェレの城が立っています。
その公園には若者達がたくさんいて大騒ぎをしています。中には公園の池に飛び込んだり、無理やりに投げ込まされる者もいます。何事だろう?
お巡りさんがいたので聞いてみると、学期末でこれから始まる夏休みを祝して学生どもが騒いでいるのだといことです。


城 ツェレのお城

この町の木組みの家並みはみごとです。どこを見ても木組み、木組み・・・
壁の色もそれぞれ異なり、整然と並んでいます。
これまで旅行してきた町でも多くの木組みの家を見ましたが、ここの家々は素晴らしいと思います。フランスのアルザス地方のコロンバージュに比べると、がっしりとした作りになっています。
よく見ると、ここでも一階よりも二階、二階よりも三階・・・と立て坪が上にいくほど大きくなっています。


ツェレの
                        ツェレの町並
宿は町の東側の端に位置していて、町の中心に行くには10分ほど歩きます。
朝食後、私とT氏はそれぞれ思い思いの場所に行って絵を描き、夕方宿に戻って二人で夕食をとりに出かけます。夕食をとりながら、今日はこんな事があったとか、あそこの場所は絵になるとか・・・いろいろ話します。

今までの町でも、同じレストランに複数回行くことはだいぶありましたが、この町でも毎夜同じレストランで夕食をとりました。それもほぼ同じテーブルにつきます。

ボーイさんも3日目になると慣れてきます。
「また来たな」と思っているのでしょう。
最初の日は豚の骨付き料理、次の日は牛肉、次の日は羊・・・いずれも添え物の野菜らジャガイモが巨大で食べきれない。
連れのT氏は最初に一杯のビール、その後ワイン・・・。私は初めからワイン・・・
二人で毎晩ワインは一本ということにしてきました。
食後は私は必ずエスプレッソのコーヒー。T氏はコーヒーはあまり好みません。


街角 レストラン
            街角                     レストラン
夜はテレビのあるレストランや居酒屋、カフェ等に人が集まります。
サッカーのワールドカップ観戦のためです。
ドイツチームが得点を入れるとその瞬間町中に歓声がとどろきます。ドイツが勝ったのか、夜遅くまで大声で騒いでいました。

家々にはドイツの国旗が掲げられています。国旗についてはドイツに限らず、どこの国でも国旗を掲げている家が多いように思います。

3日間の滞在で油彩2枚を描きました。

作品 作品 油彩 F6号