カルカソンヌ
また、この町に来ました。これで五度目になります。

最初は学生時代、そのあと家族で、絵描き仲間と、高校の先輩と…、そして今回。
フランスには「カルカソンヌを見ずに死ぬことなかれ」という格言があるとか。

カルカソンヌ

最初に城を見た時は感激しましたが、その感動は徐々に薄れ、最近は義理で城に行くようなものになってしまいました。

「前回来た時はこのレストランで食事をしたなあ」とか「このホテルは以前泊ったことがある」とか・・・。しかし一週間も滞在すれば「絵」が描けるかもしれないが、今回は一日だけの滞在でした。
早くプロヴァンス地方に行きたいという気持ちが強かったようです。

ところで、この町のホテルに着いた時に少々参りました。 数日前にこのホテルを予約してあったのですが、到着時間が遅くなり、地図を見ながら人に聞きながらなんとか着いた時は暗くなりかけていました。
ホテルの入り口は閉まっていて真っ暗!
入口に遅く着いた場合の説明があり、その脇に何やら番号のボタンやカードのさし込み口が付いています。
予約番号やら名前やら入力するのです、なかなかうまくいきません。
そこへ泊り客と思われる夫婦が外出から帰ってきて、手伝ってもらいながら操作したのですがやはりダメ!
そこで、緊急連絡の電話番号が表示されていたので、この夫婦に携帯電話で連絡してもらいました。
するとホテルの中から従業員と思われる人が出てきて、やっと中にはいることができました。
安心したので、夕食がうまかった。(2015年筆)

カルカソンヌ

カルカソンヌと言えばその城郭(シテ)が有名です。その歴史は古代ローマ時代に遡るとか・・・中世の頃には二重の要塞となったようです。
城門からシテの中にはいると、両側にお土産屋が並んでいますが、少し路地に入るととても静かです。30年くらい前にカミサンとおふくろさんを連れてきたことがありましたが、その時泊まったDonjonというホテルもそのまま変わらずにあります。


カルカソンヌ
                       夕暮れのカルカソンヌ

若いころ
                       この写真は少々若い頃

シテの中 シテの中
        城郭の中                      シテの小さな広場

カルカソンヌ駅のすぐ前にミディ運河が流れています。この運河をクルーズで観光することができます。だいぶ前になりますが一度そのクルーズに乗りました。水位の異なるところに来ると水門を操作して進んでいくのですが、そのシステムに関心しました。

運河
                          ミディ運河

何曜日か忘れましたが、下町では定期的に市が開かれます。いろいろなものが売られていてとても興味深く散策できます。食料品、家具、衣料品、農機具、骨とう品・・・などなど。