オーバー二ュ

2017年、この町を訪れました。 ７年前に一度訪れているのですが、今回はゆっくりと……。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これは以前に来た時の写真 マルセイユの町から東へ車で約３０分のところにあります。さほど大きな町ではありません。マルセイユに住むペローに連れて行ってもらいました。 訪れた日は丁度サントン人形の市が立つ日で、たくさんの屋台にサントン人形が並んでいました。サントン人形とは、プロヴァンス地方独特の人形で、もともとはキリスト生誕を表現した人形です。素焼きの人形にの素材に着色したこの地方独特のものです。今ではキリスト生誕劇にまつわる人物以外にも、プロヴァンス独特の人々の像が対象となっています。 私も数体のサントン人形を自宅に飾っています。 オーバーニュというと、マルセル・パニョルゆかりの地として有名です。 私もマルセル・パニョルは大好きで、映画プロヴァンス物語の「マルセルの夏」「マルセルのお城」は何度も盛ました。 町の中心の広場近くには、パニョルの博物館があります。 その他、モデルとなったお城とか、近郊にはロケに使われた場所とか…いろいろあります。 　　　　　　　　　　　　　　　マルセル・パニョル記念館 とは言っても…特に観光地というわけでもないので、観光客はあまりいません。よほどパニョルが好きな人以外はあまり訪れることもないようです。 町の中心と思われる旧市街は、この地方ではどこも同じですが、丘の上に位置しています。その旧市街の丘に入ってしまうと良く解かりませんが、少し丘から離れて旧市街を眺めると素晴らしい景色となります。 マルセイユに戻る途中に、アローという町（村）に寄りました。 小高い丘の上に風車が立っています。ルイ・リカールの風車です。 　　　　　　アローの町　左端の遠くにマルセイユのノートルダムがかすんで見えます。 オーバー二ュ(油彩画)